今回紹介する機材は【Canon EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM 】です。
Canonから発売されている魚眼レンズとなっており、今話題の360°カメラのような、お洒落な撮影が可能です!
個人的には、バンドマンのアーティスト写真やジャケットなどによく使用されているイメージがありますが、星空や海などの景色を撮影しても幻想的な写真が撮れますよ。
普通の写真に飽きてしまった方々に是非おすすめしたい1本となっております。魚眼レンズの新しい世界を覗いてみませんか!
レンズの詳細はこちら。
画角(水平・垂直・対角線) 180°0'〜142°0'・180°0'〜91°46'・180°0'〜175°30'
レンズ構成 11群14枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り 22
最短撮影距離 0.15m
最大撮影倍率※1 0.17倍(8mm時)・0.34倍(15mm時)※2
フィルター径 後部挟み込み式
最大径×長さ φ78.5mm×83.0mm
質量 約540g
◎そもそも魚眼レンズって何?
魚眼レンズってそもそも何?という方に向けてご説明させて頂きますと、広角レンズの1種であり、通常の写真レンズは被写体を極力歪まさずに描写することを目指して設計されていますが、魚眼レンズに関しては歪ませて広い範囲を描写することを、目指して設計されています。
魚眼という名称の由来は、魚類の視点である水面下から水面上を見上げた場合、水の屈折率の関係で水上の風景が円形に見えることから来ている。
(wikipediaから引用)
とまあ、180°の画角を円形に歪ませたような写真を撮影することができます!
通常のカメラでは、撮影した写真は上記にように実際は撮影されていて、この円形状の部分から長方形に写真を切り出すために、画角が狭くなったりしています。
魚眼レンズで撮影した写真はカメラが映し出した原寸大の風景を切り取る事ができるんです!
もちろん歪みを抑えて写真を撮影することも可能です!
このレンズを使用することによって、ファインダーを覗かなくても、この建物はどういう風に曲がるんだろうか、とかいろいろ想像しながら景色を見る事ができるので、飽きません!
◎お洒落なだけじゃ無い、高性能でシャープに景色を切り取る
もちろん、ただただ歪んで撮れるだけではありません、このレンズを使用して撮った写真をみていただければわかりますが、しっかりとシャープに被写体を映し出す事が可能です。
Canonのプロ使用レンズであるLレンズなので、インナーフォーカスなども備わっています。
マウント接合部にラバーリングを採用しており、AFストップボタンなど、さまざまな個所をプロの過酷な撮影状況に対応する防塵・防滴性の高い構造とし、粉塵や水滴の侵入を防ぐ防水防塵構造が施されています。